●maiTane 113話 飲食店のコロナ対策

こんにちは、ハーベスト・クロップス鈴木です。

やっと朝晩が涼しくなってきました。

空気も乾燥していますから、毛量の多い私でも髪型のセットがしやすいですね。

毎日そんな大したセットをしているわけではありませんが、自分の思った通りになるとオジサンでも嬉しいものです。

今日は長文にチャレンジしてみようと思います。目指せ3000文字!今まではなるべく短くなるように書いていましたが、今回は短くしません(笑)。理由はもちろんありますが、ここで書くのも憚られるので、気になる方は直接私まで聞いてください。

さて、最近はコロナ禍も落ち着き(それでも昨日の新規感染者数は300人を超えていますが)、世間の雰囲気もそろそろ動き出してもいい感じがします。先日の4連休も観光地やショッピングモールなど、人が集まるところは大賑わいだったようです。

と、いうことで久しぶりに「ラーメンを食べに行こう!」と思い立ち、事務所の近くにある有名店に行ってきました。ラーメン屋さんはコロナ禍になってから3回目。このお店は半年ぶりとなります。いぜんは毎週行くくらい、とても大好きなお店です。

とても楽しみにしていたラーメンですが、結果から言うと「まったく美味しくない」

非常に残念な結果となりました。それは何故かと言いますと↓。

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カウンター30席くらいのまあまあ大きなお店です。いつもどおり、食券を購入し店員さんに食券を渡し、着席します。そこでラーメンを待つのですが、隣の人と近い・・・。よく映画館などで見る「席の一個飛ばし」はされていません。行列ができるお店ですから仕方ないのかもしれませんが、となりの人がペチャクチャ喋っているのがとても気になります。クシャミなんかされた日には大魔王がとび出ますよ?

次に、カウンター上に置いてある「むき出しの箸」「むき出しのレンゲ」

この箸やレンゲの前でラーメンをすするわけですから、飛び散らない訳がありません。また、箸を取る際に、自分が使う箸以外の箸にも触れます。これって・・・・

そして、カウンター上に置いてある「みんなで使う調味料」「みんなで使う水のボトル」

これらもみんなが触って使うものですから、キレイな訳がありません(感染症対策としてですよ)。毎回、アルコールで拭くこともなく、色んな人が触っています。

結果、出てきたラーメンは味こそ変わらないものの、安心安全でキレイなものだと思うことができず、我慢して食べて(少々残し)、帰ってきました。

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これ、お断りしておきますが、コロナ対策をしていないお店が悪い!いい加減にしろ!と糾弾する記事ではありません。こんな事が気になってしまい、美味しく食べることができなかった「自分の感覚の変化」をお伝えしています。

今までは何てことなかったのに、このコロナ禍で随分と私自身が変わってしまいました。これは、コロナが落ち着けば改善されるでしょうか?もしかしたら多少は緩和されるかもしれませんが、全くナシにはならないと思います。隣の人との間隔、口に入れる食器の衛生状態、卓上調味料の衛生状態。こんなことがとても気になります。

また、先日妻とのデートの時(超久しぶりですが)、以前に何度か行ったことのあるお食事処に立ち寄りました。お刺身が美味しいお店です。このお店では「テーブル上のアクリル板」が設置してありました。以前は箸箱がテーブル上にありましたが、今は食事とともに割り箸が提供されます。そして、テーブル上に醤油さしはありましたが、それ以外の調味料は全て撤去されていました。爪楊枝もありません(言えば貰えると思います)。

この醤油さしの部分を除けば、完璧です。こういうお店は私でも安心して行くことができます。

飲食店は、今まで以上に店内の衛生状態の対策、特に感染症対策の見直しを迫られていると思います。こういう対策に関しては、通常お店に行かないとわかりませんから、新規顧客に対する広告宣伝よりもリピーター戦略に近いと思います。一度行かないと分かりませんが、逆を返せば一度行けば分かるのです。

そういえば、コンビニでも箸やスプーン、おしぼりを的確に出してくれるお店は「お気に入り」になります。逆に言わないと出てこないお店はいくら近くてもちょっと敬遠してしまいます。コンビニに関してはそういった接客サービスよりも、通りがかりに立ち寄りやすい立地の方が優先されますから、影響はあまり大きくないかもしれませんが、私はこれで行かなくなったコンビニがあります。事務所から一番近いコンビニです(笑)。

話を戻しますが、上記の飲食店は私にとって通りがかりのお店ではなく、わざわざ足を運ぶお店ですから、このラーメン屋さんにまた行くか?と聞かれたら「当分の間、行かない」ということになります。リピーター戦略は失敗です。味でもなく、接客態度でもなく、立地でもない。感染症対策のレベルが低いことで、当分の間行けなくなってしまいました。コロナ禍が過ぎ去り、今よりも衛生状態に対して寛容な気持ちになることができればまた行くかもしれませんけどね。

さて、みなさんはいかがでしょうか?
私はまったく気にしない!という人は少ないと思いますが、前述のラーメン屋さんではみんな全く気にする様子もなく、美味しそうに食べていました。しかし、気づいていないだけで、気づいてしまえば気になってしまう人も多いと思います(あくまで未確認なので「思います」です)。

こうなってくると、今後の飲食店の繁盛のカギは、お得なキャンペーンの案内ではなく、いかにお客様の事を考え、感染症対策を行っているかという情報発信ではないでしょうか。これを店内での施策だけに留めず、広告宣伝にも活用していただきたいと思います。ウチの店はこんな対策をしているから安心ですよ!気持ちよく食べられますよ!というアナウンスがあれば、私のような細かい事が気になる性質の人は行くお店の選択肢の中に入れると思うんですよね。ぜひ取り組んでいただきたいものです。

あと、今回感じたのはこういったお店に対する意見を吸い上げる仕組みを持っているかどうかですね。よく行くカレー屋さんでは「気になったことを書け」と今でもテーブル上にハガキが置いてあります。もちろんハガキではなく、webサイトでもLINEでも構わないと思います。次また来たいから、そのために意見を言いたいという人は少なくないでしょう。今流行りの目安箱のようなものです。

もし、自分のお店の感染症対策を確認したければ、周りのお客様に意見を聞いてください。自分とお店のスタッフだけでは絶対にカバーできません。できれば、私のようにHSP気味な人に意見を聞くといいですよ。HSPとは先日ロンドンブーツの淳氏がカミングアウトしましたが、簡単に言うと「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」のことで、こういう人はめちゃんこ細かいところまで見ていたりします。

日本人は苦情などを言うくらいなら、自分が使わなければいいというメンタリティの方が多いですよね。サイレントマジョリティーというやつです。特に飲食店の場合、別の選択肢を選びやすいので、言わずに去っていく方も多いと思います。私もこのラーメン屋さんには何も伝えていません。だって、良かれと思って伝えたのに否定されたら嫌だもんね。なので、知っている方に頼んで意見を聞いてください。

今、政府はGOTOイートという施策を打とうとしていますが、飲食店の方はぜひその施策が始まる前に、自分のお店を見直してください。今までだったら何の問題もない仕組みでも、これだけ意識が変わってしまったら問題になるということがあるはずです。一回行ったら二度三度行きたくなるお店作りをしてほしいと願っています。飲食店のリピーター戦略の礎となる仕組み作りを、ぜひしてくださいね。お手伝いできることがあれば、お気軽にお声がけいただければと思います。

と、ここまでで約3000文字です。

長いですか?

でも、自分の書きたいことを書けたので満足です(笑)。

また次も長文にチャレンジしたいと思います!

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株式会社ハーベスト・クロップス
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