●maiTane 119話 自分を信じる

こんにちは、ハーベスト・クロップス鈴木です。

TVを見ているとクリスマスやお正月の話題が出てくるようになりました。
いよいよ2020年もあとわずかですね。
まったく実感はありませんが、年賀状のオーダーをいただくと「あ、もうすぐ年末なんだね」と感じます。ちなみに、来年の干支は「丑」ですよ。そろそろ自社の年賀状を作ったり、クリスマスケーキの予約もしなくちゃいけませんね。

さて、最近はコロナの第三波ということで、今まで以上に外食をする機会が減りました。たまに店に行ってみると色々なことが気になり、以前とは違う感情が出てきます。

・テーブル上にある箸は衛生上どうなんだ?
・テーブル上にある醤油差しは汚くないのか?
・入店時に消毒液が無いけど大丈夫なのか?
・あのオジサン、咳をしているけどマスクしているか?
・ビュッフェ?Oh,信じられない!

以前は全く平気だったものが、このコロナ禍でクローズアップされてしまい、敬遠してしまいます。以前はビュッフェだったら真っ先に取りに走りましたが、今は食べられません。自制しているのではなく、食べられないんですね。汚いものと認識するようになってしまいました。
先日、ワイドショーで「マスクをせずにホテルの朝食バイキングにきた人」の話題をしていました。こういう人は本当にダメ人間だと思います(マスクができない理由があるならバイキングに来ないでね)が、私にとってはそもそもバイキングが厳しい。マスクをしていても無理かもしれません。あんなに好きだった「ザ・めし屋」も全く行けなくなりました。今、ミスドはどうなっているんでしょう。買えないので近づいてもいません。マックやケンタには時々行きますが、店内で食べる時はビクビクしています。

そんなに神経質になる必要はないかもしれませんが、私の場合はコロナがどうのこうのというよりは、潔癖症が強く出ている感じがしています。公共の場でドアに触るのも気になりますし、電車の中で手すりに摑まることも躊躇してしまいます。嫌な世の中になったものです。

こんなに色々気にして生きているのに、昨日は自宅に飛び込み営業がやってきまして。
営業マン:「ピンポーン」
カミさん:「はい」
営業マン:「私、この地区を担当になった●●といいます。ご挨拶に伺いました」
カミさん:「いえ、ウチは結構です」
営業マン:「ご挨拶に伺ったので、ご挨拶させてください」
カミさん:「いえ、ウチは結構です・・・」
営業マン:「ご挨拶に伺っただけですから、ご挨拶させてください」
カミさん:「どうしよう・・・・、ちょっとアナタ対応して」
私(怒 :「仕方ねぇな・・・(外に出る)」

営業マン:「私、●●工務店の者です。竹中●人がCMやっている・・・」
私(怒 :「お前、何度も結構ですって言っとるのにどんなけ粘ってくるんじゃー!」

というやり取りになってしまいました。
知らない人にピンポンされたくありませんし、知らない人と話したくありません。
この対応のためにマスクを一枚無駄にしてしまいました。

以前なら飛び込み営業か~大変だねぇなんて言いながら世間話して、情報収集するところですが、かなり厳しい口調になってしまいました。今、飛び込み営業はアカンぞよ・・・ネガティブキャンペーンになりかねませんからご注意ください。

そう言えば先日、事務所に「NTTです。この地区を担当になりましたので、ご挨拶に伺います!」という電話がありました。

NTT?嘘つけ!

今、NTTとか中部電力とか東邦ガスとかのインフラ系企業の名前を出す人は全員詐欺師だと思っています。例え本物でも構いません。詐欺師です。だって偽者が多すぎるんです。自衛のためには仕方ありません。また、地区の担当になったからと言って挨拶にくるのは私の時間が無駄になるので止めてください。私のお客様がこんなマーケティング策やってたら全力で止めますよ。

そんな中、先日「中小企業庁」を名乗る電話がありました。

「先日のアンケートの件で確認したいんですけど」という電話で、私の中では「ぜったい詐欺」だと思いながら話を聞いていました。どうやって話を終わらそうかと思いながら聞いていたのですが、話の内容がしっかりしているし、偽者では知りえないことを知っているので、話しながら発信電話番号を検索したら「ホンモノ」でした。

紛らわしい・・・電話してくる前に何かで連絡して!と心の中で突っ込んでしまいました。電話してくる前に何かで連絡なんて荒唐無稽かもしれませんが、それだけ詐欺が多いので、こちらも「ふんふん、そうですか」なんて聞いてられませんよ。今や固定電話に掛けてくるのは売り込みか詐欺のどちらかです。

あ、私は売り込みに関しては割と容認派です。地区担当になっただけの人たちは会いたくありませんが、それ以外の営業マンはまあまあウェルカムです。彼らは自分の知らないことを教えてくれることが多いのです。でも、インフラ系・金融・政府系は詐欺だと思っています。

詐欺で思い出しましたが、近ごろはメールの詐欺も巧妙になってきました。
以前の詐欺メールは「日本語が下手」でした。

「弊社では、お客様にてカードをご利用いただくことを目的に第三者による不正使するモニタリングを行っています。当社の検出を経て、が不法悪意ログインあなたwebサービス。」

は?よく見たら日本語めちゃくちゃやん!というのが多かったんです。
しかし、最近の詐欺メールはしっかりした日本語のものがあります。

「弊社では、お客様がご利用いただいているカードの不正使用をモニタリングするサービスを行っておりますが、本日カードの不正使用が検出されましたのでご連絡いたしました。」

という感じで、まあ割としっかりしているのです。
しかも、ドメインがまあまあそれっぽい。MUFGとかSMBCとかが使われています。

今まではこんなのに引っかかる人いるんかな?と思っていましたが、どんどん似せてきているので更に進化したら怖いですよね。先日はTVでニトリならぬ「mitori.com」が問題になっていました。そのアイデア力と技術力を別のところに使えばいいのに・・・と思ってしまいます。もったいないですね。まっとうに生きてほしいです。

さて、長々と脱線していますが、今回は「自分を信じる」というテーマでしたね。

先日、母と話していた時に占いの話になりました。私も母も占いはほとんど信じていません。「ほとんど」ということは、まったく信じてない訳ではなく、少しは信じているんですね。例えば、朝の「どですか占い(東海三県の人しか分からないと思いますが)」に★3つ出たら嬉しい。今日のラッキーフードは何かな?「鮭のおにぎり」か~、って鮭のおにぎり食べるんですね。それくらいのモノですが、やっぱりちょっとは信じているというか「それが良いって言うんだったらやってみようかな?」レベルの話です。

しかし、世の中にはがっつり占いにハマる人がいます。ちょっと分かる気がします。TVでやっている占い番組なんか見ていると信じたくなりますもんね。過去を次々と言い当てて、これからはどうしたらいい、なんてアドバイスくれます。私もアドバイス欲しいな~と思う時あります。

この話を母としていて思ったこと、それは「占い師の話がスゴイ」ということです。

彼らが本当に占っているのか、口から出まかせを言っているのかは私には分かりませんが、相手の目を見て真剣に語る。この時この一瞬においては、彼らは自分を信じ切っていると思います。絶対に間違ったことは言っていないという気を感じます。

セールスの上手い人はこういうタイプの人が多いですよね。強引に来る人や、物腰柔らかい人など、営業マンにはタイプが色々ありますが、セールス上手な営業マンは自分自身にも売り込みをしており、すでに商品に納得をして売っています。例え悪い商品だと分かっていても、自分の正当性を何らかの形で導き出し、それを根拠にプッシュしてくるのです。
逆に自信がなさそうにされると、どんな良い商品でも売れません。希に同情票が獲得できるくらいのものです。

あなたは自分の扱っている商品・サービスに絶対の自信がありますか?それを売っている自分にも絶対の自信がありますか?もし、これが無いのであれば営業は難しいでしょう。どんな人、どんな商品にも良い点もあれば悪い点もあります。それを認識した上で、自分自身の良い点を売り込んでいくんです。もちろん聞かれたら悪い点も隠さずにしっかり話して、それをも上回る利点を伝えてきます。

特に誠実なタイプの人だと営業が苦手な場合が多いですよね。それは、相手にとって誠実であろうとするため、アレコレ考えてしまい、自分自身や自分の商品についても疑問点を見つけてしまうからです。しかし、この誠実さがお客様にとっては大きなお世話かもしれません。ズバッと「これ、すごく良いから買ってくれ!」「よし!お前を信じるから買う!」と言わしめるような人間でありたいものです。

こんなに色々書いていますが、私も心優しい誠実さが滲み出るようなタイプですから、営業が苦手なんです。今自分が苦手な部分でもありますから、ここに書き出して備忘録としようと思っています。これから私も自分自身を信じてがんばって行きたいと思いますので、みなさんお仕事くださいね(笑)。

ちなみに、営業が苦手という人が営業担当だと安心です。ぐいぐい売り込んできませんから、必要な時にだけ連絡してそばにいてくれたらありがたいです。しかし、営業が苦手な人に会うのはきっかけが少なすぎて至難の業ですから、最初はグイグイ、取引後は適切な距離感を保てるナイス営業マンがいいですね。ウチにも来てくれないかな~。

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