●maiTane 121話 自分で考えよう

こんにちは。
ハーベスト・クロップス 鈴木です。

また緊急事態宣言が出ましたね。
ここ愛知でも本日宣言を出すよう国に要請するようです。
みんなで努力して「感染をしない、させない」
現在の人類のGOALはそこですから、みんなで協力していきましょう。

そんな中、おちゃめな成人式のニュースがやっていました。
車やバイクで走り回ったり、お酒を飲んで騒いだり・・・相変わらずの光景です。
「何それ、どこで売ってんの?」という服を着て集団で練り歩いています。かっこいいですね(笑)。例年との違いはマスクをしているかどうかだけ。TVに映っている人たちは本当にこれで成人なのか?中学生じゃないの?と思うくらい幼く感じます。そういう笑撃的な人をクローズアップしているのが「TVショー」ですからね。新成人全員がこんな風な訳はないのですが、そう感じてしまうのがTVの恐ろしいところです。

街に出ると礼儀正しい若者はたくさんいます。逆にルールを守れない大人たち(中年・老人)の方が多いんじゃないでしょうか?道端に唾をはくオジサン、マスクもせずにくしゃみをしているオジサン、スーパーでぺちゃくちゃ喋りながら間隔を詰めてくるオジサン、自転車で一時停止もせずに突っ込んでくるオジサンと、私が最近見た迷惑な人たちは全員「大人」ですね。

今、新型コロナが「若者を中心に広がっている」と言っていますが、本当にそうでしょうか?小さなころから医療費が無料で医者に行き慣れている上に、周りからも医者に行けとうるさく言われた若者が病院に行き、コロナだと診断されているだけで、昔からどうしようもなくなるまで我慢する大人(中年・老人)世代はゴホゴホしながら普通に過ごし、周りに言われても「うるさい!自分のことは自分が一番分かっとるわ!」って言いながら、結局自力で何ともできなくなってから医者に行くので重症化率や死亡率が高いのでは?と勝手に勘ぐっています。

つまり、年齢に関係なくコロナはすでに蔓延しており、医者にすぐ行く若者層と、医者になかなか行かない大人層で行動パターンが異なっているので、今は若者層で多く「発見」されているだけなのでは・・・?
これ、エビデンスも何もありません。私の勝手な推測です。

でも、アクティブな若者と、大人しい大人(笑)という構図には無理がないですか?
街を見れば若者ばかりなんてことは絶対にありません。中年&老人もたくさんいますから。
ちょっと間違ったメッセージになってやしないかと心配です。

また、飲食店は夜8時まで。4人以上の飲み会は控えるというメッセージもミスリードを起こす気がします。8時以前だろうが、4人未満だろうが感染します。当たり前です。

蔓延させたくないならGOTOイート、GOTOトラベルなんてやっている場合じゃないってことは皆分かっていたはずなのに「国がGOサインを出してるんだから良い」なんてね。結局、間違っていましたよね。

情報というのは基本的に短く発信されます。長くなると受取る側が認識できないからです。成人式で暴れる若者も、コロナ感染が若者中心なのも、TVを中心としたマスコミの情報であり、情報の一片でしかないので、一度自分でしっかりと周りを見て判断し、間違ったメッセージで間違った行動をしないように気を付けましょう。

マーケティングでも同じようなことは起こります。

「ノイジー・マイノリティ(うるさい少数派)」という言葉を聞いたことはありませんか?以前、アイドルグループが「サイレント・マジョリティ」という歌を歌っていました。沈黙している多数派という意味ですから、ノイジー・マイノリティはその対義語です。

よくあるのが「アンタんとこの味は悪い」「アンタんとこの企画はつまらない」というようなクレーム。味や面白さなんて個々の感覚ですから、人によって違います。しかし、こういう言葉に惑わされて右往左往してしまうことがあります。しかもこういう事を言う人は「私はそう思う」とは言わずに「みんなそう言っている」というウソを混ぜますから性質が悪い。その「みんな」がちょっと雑談で話した時の2~3人だったりするわけです。

この言葉に踊らされてしまうことが多々あります。

もし、味が落ちたりとか企画がつまらなかったりする場合は、来店数やリピート率などに影響するはずですので、そちらを注視しないといけません。無責任な意見は絶対に聞いてはいけないのです。でもノイジー・マイノリティのご意見はインパクトが大きい。周りの人はそんな事を言いませんから。TVでの情報発信と一緒です。TVは視聴率を稼ぐためにインパクトのある情報発信をしますからね。

こういう言葉に踊らされないために「マーケティング調査」というものがあるのですが、中小企業で実施しているところはほぼありません。ほとんどの中小企業が社長の「思い付き、思い込み」で運営されていますからノイジー・マイノリティを防ぎにくい体制になっています。社長にちょっと耳打ちすれば方針が変わるのですからノイジー・マイノリティにとってはとても美味しいのです。きっと「オレ、影響力スゲーだろ?」って思ってますよ。皆さんはそうなっていませんか?

さて、それではどんな情報を取ったらいいのでしょうか?
これは、どんな情報でも良いけど最低でも2方向の情報を取ることだと思っています。新聞でもTVでも人の話でも。できるだけ多く情報をとって、精査する。合っているかどうかは別として、自分で一旦「考える」ということが大事なのかなと思います。

今日、ニュースで「6月にコロナにかかった10代の若者がまた今月コロナにかかったことが判明した」というニュースがやっていました。普通に聞いていたら、この若者は何やってんだ?自粛しろよ!ということになるのですが、このニュースを見て私が思ったのは「ワクチンって効果ないかも」です。一度罹患した人が再度罹患するわけですから、ワクチン接種しても抗体ができる訳ではないのでは?それか、効果がものすごく短かったりとか・・・・まだ分かりません。しかし、そういう疑問が生まれるニュースでした。

あ、ちなみに私はコロナに関して「有識者」を気取るつもりはありませんので、私の言う事が正しいかどうかは一切自信ありません!ご了承ください。

いずれにしても、多くの人を対象にしているビジネスでしたら多くの人の意見を聞かないといけません。特定の人を相手にしているビジネスであれば、その特定の人の意見を聞きます。外野の声を拾ってはいけません。コロナに対しても多くの人の意見を聞き、変な情報に踊らされないように気を付けましょう。

ところで、個人的な話ですが昨日「書道」をやってみました。

子どもが学校で使っている道具を借りて、好き放題書いただけなのですが、意外と楽しい。精神集中にもなります。もちろんフリクションではありませんから、一画でも失敗したら台無しです。なので精神を集中させ一気に書く必要があるのですが、筆に墨が残っていないとカスカスになって書けませんから、どれだけ墨を筆に含ませるかも大事になってきます。色々と奥が深そうです。まだ私は入り口ですけどね。

書いたものを撮影して他人に見せたら「ぷぷぷ・・・・」という感じだったので、まだ皆さんに見せられるようなものではありませんが、今年はこの書道を少しずつやっていこうかと思っています。ピアノはどうなった?とカミさんに言われましたが、残念ながら、帯状疱疹になった時からやっていません。またやる気になったらやるかもしれませんが、それまでは時間もないので凍結です。

趣味なんて、やってみなければ自分に合っているかどうかは分かりませんよね。合っていると自分が思えば、ヘタだと言われようが、才能無いとか言われようが、そんなノイジーな言葉は関係ありません。自分がやりたいことをやる。趣味ですから(笑)。

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株式会社ハーベスト・クロップス
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