maiTane128話 名刺に思う。

こんにちは。
ハーベスト・クロップス 鈴木です。
コロナがなかなか収まりませんね。明日からここ名古屋でも「まん延防止等重点措置」が実施されます。
自分自身、暖かくなると同時に気が緩んできているのが分かります。
今日のお昼も外で食べようかな~なんて考えていましたが、店が満員で「こりゃいかん」とテイクアウトに切り替えました。
しかし、やっぱり人と一緒にお店で食べるのが一番美味いんですよね。
はやく安心して外食できる日が来ることを祈りつつ、今はみんなで協力してまん延防止しましょう!

「まん延防止等重点措置」
詳しくは、以下のページをご覧ください。
https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/210420kyoryoku.html

この名刺誰が作ったの?

さて本題ですが、先日ある人と名刺交換をしました。
彼とは異業種交流会で知り合いました。
随分前にお会いしたのですが、今回情報交換ということで改めてお話しする機会がありました。
以前は「自分でプリンターで作ったんだろうな」という名刺を使われていましたが、今回新しく名刺を新調し、その新しい名刺をいただきました。
・・・その名刺を見た時に「あっ」って思ったんです。

一見、それっぽく見えますが、正直に言うとかなり作りの甘い作品です。
つい「この名刺、誰が作ったの?」と聞いてしまいました。
すると「友人が作ってくれた」と答えてくれました。

これで良い・・・

私も印刷屋として25年以上やってきていますから、様々な作品を見ています。
その中でもあまり出来がよいとは思えない仕上がり・・・
つい「作り直しては?」と言いそうになりました。

しかし、ふと思ったのです。
これは「名刺」であり「作品」ではないんですよね。

彼にとっては「友人が一所懸命作ってくれた名刺」であり、とても満足している様子です。
これに異を唱えるのは傲慢なのではと思ったんです。
つまり、この名刺は「これで良い」のです。

どうしても自分の価値観で物事を考えてしまいます。
写真の撮影からコピーライティングまで、全部お店の人が作ったんだろうなと思われる飲食店のチラシとか、画質ががっさがさの不動産屋さんのチラシとか、窓あき封筒の窓の部分にラベルが貼ってあるDMとか、訂正シールの貼ってある名刺とか・・・
なぜ?と思いますが、使われているご本人がそれでいいなら「これで良い」のです。

でもやっぱり気になる。

これで良いのだ、と思いつつも「もっとアドバイスできる人が周りにいなかったのかな?」と思うこともあります。
もちろん、私の考えが絶対正しいとは思っていませんし、そのツールのSTORYを知りませんから思うだけですけどね。
その分、関わった仕事に関しては全力でアドバイスしています。

そう言えば、先日お客様から「印刷屋さんにしては意見が多めだよね」と言われました。彼が普段利用している別の印刷屋さんは、言われたことを実現しようとはするけど、代案を出したりはしないそうです。
この業界は20年以上前から「ソリューション営業」だ!って言い続けてきたんですけどね・・・。

せっかくいただいているお仕事ですから、その前後の行動も含めて上手く動くようにしたいと私は考えています。
チラシを自作されるなら、写真だけでもプロに任せた方がいいよとか。
例えば、チラシは他社と同じようなものじゃなくて何か特徴出しましょうとか。
封筒はその用途に合わせて作ったらいかがですか?とか。
名刺は情報が伝わることと同時に会話の糸口になるようなものにしたらいかがですか?とか。

私の意見を採用するしないはお客様次第ですから採用されなくても構いませんが、なるべく思ったことは口にするようにしています。
より良い「作品」を作るために。
ちなみに、私にとっての「作品」とは見映えだけではなく、前後の活動も含みます。
意見を押しつけませんから、一緒にいい作品にしましょう~(笑)。