風習を楽しもう
こんにちは。
ハーベスト・クロップス 鈴木です。
最近は雨の日も多かったのですが、
今日はとても良い天気です。
弊社の隣にある熱田神宮ではセミの合唱が最盛期を
迎えています。話ができないくらい喧しい。
子どもも夏休みに入りましたので、
ここからが夏本番です。
皆様も暑さで体調を崩さないようにご自愛ください。
うなぎを食べました
この年齢になってきますと、
夏バテが深刻な課題となってきます。
え?いつも外で元気に遊んでそう?
確かに肌の色が黒いのでこの季節になると
「よく焼けてますね~」と言われがちですが、
正直かなりインドア派ですし、
外に出るとまあまあ早めに
熱中症でダウンするという
虚弱体質になっています。
それはさておき、先週の土曜日は
「土用の丑の日」でした。
土用の丑の日と言えばうなぎ。
元々は、夏場にうなぎが売れない
うなぎ屋が平賀源内に相談した際に、
「丑の日だから『う』のつくものを
食べると縁起がいい」
という語呂合わせを源内が発案。
これが元になっています。
うなぎの本来の旬は秋から冬だそうですが、
実際うなぎは夏バテに効くそうですので、
この風習がマッチしたんでしょうね。
私も美味しくいただいてきました。
イベントの経済効果
土用の丑の日のように、今当たり前だと思っている
風習ははるか昔からあるわけではなく、
まあまあ近代になってから誰かの
アイデアで生まれたものも少なくありません。
バレンタインのチョコレート
節分の恵方巻
ハロウィンの仮装パーティ
さすがにバレンタインのチョコレートの習慣は
私が子どものころからありましたが、
恵方巻や仮装パーティなどは、
ここ数年でやっと定着した風習です。
長く続くといいなと思っています。
このようなイベントの経済効果はかなり大きいです。
土用の丑の日の経済効果は
約1800億円とも言われています。
うなぎ業界は平賀源内に足を向けて寝られませんね。
無駄じゃない
現在、日本は長い不景気により、
色々なものを「無駄」だと省略する
ようになりました。
確かに可処分所得が減っているので
節約をしなくては立ち行かなくなって
しまいますが、それでも様々なイベントは
やっておかないとどんどん経済がしぼんで
しまいます。
ご自分の周りで、昔はやっていたけど
今はやってないことありませんか?
例えばひな祭りとか、七夕、お盆、お月見など、
色々なイベントが日本の経済を支えています。
無駄なものは省いていく方向で良いのですが、
なんでもかんでも無駄だと切り捨てるのは
経済的にも文化的にも良くないと私は思っています。
様々なイベントを楽しみ、人生に彩を入れつつ
日本の経済を回していきましょう。
ちなみに、土用の丑の日は今年もう一度
あるそうですよ(8月4日)。
先週、うなぎを食べられなかった方、
ぜひご賞味ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。