
はじめに:なぜ今、社外視点が必要なのか?
こんにちは。
ハーベスト・クロップス 鈴木です。
「社内で頑張ってSNSも更新しているのに、反応が薄い」「プレスリリースを出したけど、全然拾われなかった」そんな経験はありませんか?
情報発信の重要性が叫ばれる中、多くの企業が自社で努力を続けています。しかし、実際にはその多くが“独りよがりな発信”に陥ってしまっているのです。
そこで力を発揮するのが“社外の目”。ゴーストライターや広報の外部パートナーが関わることで、驚くほど発信の質や効果が変わってくるのです。
本稿では、「なぜ社外の目が必要なのか」「どんな変化が起こるのか」「それによって得られる成果」について、ハベクロの事例と共にご紹介します。
第1章:社内だけで発信を続けると、なぜ限界が来るのか
企業はどうしても“中の論理”で動いています。つまり、「自社にとって大事なこと」「社長が言いたいこと」を優先して発信してしまう。
でも、外の人たち——顧客・取引先・メディア・求職者——が求めているのは、「自分にとって役立つこと」「共感できること」「応援したくなること」。
このズレがある限り、どれだけ熱意を込めて発信しても、伝わらないのです。
● 自社だけだと気づきにくい「当たり前の中の価値」
● 発信が独善的になりがちな理由
● SNSの“既視感コンテンツ”化問題
第2章:“社外の目”がもたらす三つの変化
社外の広報パートナーやゴーストライターが関わることで、以下のような明確な変化が起こります。
① 視点の変化:「伝えたい」から「伝わる」へ ・専門用語や業界内の常識を“外の人向け”に変換する力 ・記者や読者の目線で、情報を再構築
② コンテンツの質が向上:「読まれる文章」になる ・構成、言葉の選び方、見出しの付け方などの工夫 ・「感情を動かす」ストーリー設計
③ チームに良い緊張感:「ちゃんと整える習慣」が生まれる ・第三者に説明することで、社内の認識も揃う ・「なんとなくやってた」が見直される
第3章:ハベクロの支援事例に見る“変化のリアル”
■ ケース1:名古屋市内の中小製造業(BtoB) ・社長が書いていたFacebook投稿 → 月1のコラム+記者向け発信に刷新 ・結果:業界紙に初掲載/「見てるよ」と言われる頻度が倍増
■ ケース2:フィットネスクラブ(BtoC・女性向け) ・Instagramに日々の投稿はしていたが、世界観に統一感がなかった ・外部のライターが「ビジョン言語化→投稿設計」支援 ・結果:問い合わせ数が前年比で約1.5倍に
■ ケース3:老舗の建設系企業(地域密着) ・50周年事業を発信したいが、何から始めればいいか分からない ・ゴーストライターがヒアリングで「創業ストーリー」を文章化 ・結果:「地元で長く愛される企業」として新聞に掲載される
第4章:情報発信は「ブランディング」「採用」「営業支援」にも効く
外部支援で整えられた情報発信は、単なる広報では終わりません。
● 採用活動での好印象:「こんな会社で働いてみたい」 ● 営業現場での武器:「御社のサイト、すごく丁寧ですね」 ● 金融機関・行政の信頼:「事業が見える」ことの強さ
第5章:どこから始めればいい?外部支援の導入ポイント
● まずは「自分たちの発信を、誰が読んでいるのか?」を整理する ● 「何を伝えたい」ではなく「どう伝わればうれしいか」から考える ● ゴールは“代筆”ではなく、“一緒に育てるチーム”
まとめ:“見られている”ことで強くなる会社へ
情報発信は、社内だけで閉じると弱くなります。でも、社外の視点を取り入れるだけで、まったく違う風景が見えてくる。
「伝える」ではなく「伝わる」へ。
ハベクロは、企業の内なる想いや魅力を“見える化”し、世の中に広げるお手伝いをしています。
もし今、「何を発信していいか分からない」と悩んでいたら、それはむしろチャンスかもしれません。
社外の目を入れて、一緒に“伝わる発信”をつくっていきませんか?