信頼性はいつ問われるのか?

信頼性は、
うまくいっているときには、ほとんど問われない。
成果が出ているとき、
数字が伸びているとき、
周囲から評価されているとき。
その場面では、多少の雑さや矛盾は見過ごされる。
むしろ勢いとして肯定されることすらある。
では、信頼性はいつ問われるのか。
それは、
うまくいっていないときだと思っている。
結果が出ていないとき。
説明が必要になったとき。
言い訳をしようと思えば、いくらでもできるとき。
そのときに、
どんな態度をとるか、
どんな言葉を選ぶか、
何を引き受け、何を引き受けないか。
信頼性は、
「正しいことを言っているか」ではなく、
「都合が悪い状況でも、同じ姿勢でいられるか」で測られる。
派手な実績や、
分かりやすい肩書きよりも、
苦しい場面での判断のほうが、
その人の輪郭をはっきりと浮かび上がらせる。
仕事の中で、
「これはやれば売上になるが、やらない方がいい」
という判断をすることがある。
説明すれば納得してもらえるかもしれないし、
黙っていれば、そのまま進めることもできる。
そういう場面で、どちらを選ぶか。
信頼性は、
誰かに評価されるために発揮されるものではない。
むしろ、
誰にも見られていないところで積み上がる。
だから信頼は、
一気に作れないし、
短期的に証明もできない。
時間がかかるし、地味だし、
正直、効率も悪い。
それでも、
長く仕事を続けようと思うなら、
どこかで必ず向き合うことになる。
信頼性が問われる瞬間は、
いつも静かで、
だいたい不利な状況で訪れる。
そのときに、
自分はどう振る舞うのか。
このブログでは、
その判断の途中経過を、
少しずつ言葉にしていこうと思う。


